LeResche(ワトンシン大、アメリカ);性ホルモンは感情、情動、認識機能に影響を与えている。 痛みの生成に性ホルモンが影響を及ぼすことが、痛みに対する性による反応の相違を形成して おる事が、ねずみの実験で認められている。 イタリアのシエナ大学のAloisi;性腺はその生成するホルモンにより認識、情動、注意、学習、記 憶等の脳の働きに際し重要な働きを持っている。性腺ホルモンは男性、女性としての脳が形成さ れる過程に作用を及ぼしており、特に、アンドロージェン、エストロージェンは脳内の受容器を介し て終生脳の働きに影響を及ぼしている。さらに、痛みの形成に関係しているコリン作動性、アドレナ リン作動性の神経系は性腺ホルモンに大きく影響を受けているために痛みに対する男女の差を作 っているのである。 Henriksson(スエーデン);限局性、広範囲のアロディニアや痛覚過敏の場合は中枢神経内の侵害受 容系の機能障害がみられる。この機能障害に関係するのは脊髄の侵害受容細胞がNMDAレセプタ ーの活性化により増感されることと、下行抑制系としての機能の変化により抑制が取れることである。 筋、骨格系で起こっている痛みを惹起する働きが中枢神経系にある侵害受容系の機能障害を引き 起こしたり、持続させるのである。 Mense(ハイデルベルグ大学、ドイツ);弛緩した筋肉は、純粋に粘弾性で、全くEMG(筋電図)が見られ ない。痛みのある筋肉は緊張が増加した状態で、その局所に痙攣、攣縮がみられ、EMG(筋電図)の 増加が認められる。攣縮が痛みを起こし、それが又痛みを起こし痛みを形成するという考え方は色々 なデータや事実から認められていない。痛みのある筋は、反射性に抑制されており、活性化されてい ない。痛みのある筋肉に痙攣、攣縮があるが、この攣縮を起こしている原因は多くの場合、その筋の 外にあると考えられる。例えば、近くの関節とか他の筋肉にある。 Fano(イタリア);若年者では男性の方が、圧痛や電気刺激に対する痛みの閾値において、女性よりも 高いが、この閾値は男性において、年齢とともに低下して行く。女性においては、この閾値は維持され ており、80才で男性のそれと同じになるという。男性においては年齢とともに筋において酸化障害が増 加している。慢性疼痛症候群では、痛覚過敏、酸化障害が増加しており、たびたび、早期筋肉老化と いわれる。 Simons(アトランタ大、アメリカ);トリガーポイントと年齢について報告し、加齢による筋力の低下とトリ ガーポイント形成には関連性があるとしている。 台風、大丈夫でしたか?戦後最大って勢力だったみたいですね。 でも、速度が速くてよかった(^^; 時期外れで驚きましたね。 さて、秋です。どんぐりが落ちてます。紅葉も始まってますね。 読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。新しい事を始めたい季節! よくフットサルを始めた人に遭遇します。サッカーとは違います。 ゴールがハンドボールのゴールくらいで サッカーより範囲が小さい。 学生から社会人まで 部活やサークルもいっぱいあるらしいです。 Wカップ以来、そんなに動けないけど サッカーやりたいと思う人が 増えた証拠でしょうか。ジーコジャパンにも頑張って欲しいですね。 秋、何を始めますか? |