今月の話題〜7月〜



今月(平成17年7月)の話題は、先月福岡で行われた日本鍼灸学会より選んでみました。

鍼灸も新しい時代に活躍の場を求めて、いろいろと模索しています。“あなたにとって鍼灸の真髄とは”というシンポジウムより選びました。

1、臨床鍼灸師の立場から;
(馬場回生堂、馬場道敬)、経絡治療の真髄は陰陽五行に基づく証を診断することである。 六部定位脈診により診断し、針の刺入の深さ、刺入時間、刺入の手技による補寫を行い、灸は半米粒大1〜5荘で治療する。 現代医学との関係は、互いに協調し合いながら、鍼灸の独自性を発揮し、現代医療における役割を鍼灸も担って行かなければ ならない。

2、 鍼灸治療の真髄は患者との協同作業;
(有馬鍼灸院、有馬澄雄)、鍼灸(東洋)医学の真髄は、病気の人間を丸ごと把握し、 鍼灸術を持って健康な生命活動を維持することにある。鍼灸医学は、病気は生命活動、あるいは人生を生き抜く過程に起こ る出来事の一部として、メンタルな面も含めて取り扱う。

3、 教育者の立場から;
(関西鍼灸大学、若山育郎)、“鍼灸の真髄”があるとすれば、それは先達が開発し、守って来た日本 独自の伝統と経験のなかにあると思われる。鍼灸は中国より入って来たものであるが、まねをするだけでなく、自分のもの として、自分の文化、人種のものに合ったものとして、再構築して日本の特徴を持ったものとなっている。

4、 開業医(整形外科)が鍼灸を学ぶということ;
(長戸医院、長戸文明)、無床診療所を開業している整形外科医である。 鍼灸の中に入ってみたが、鍼灸の全てを凌駕するのは当然不可能でした。そこで、“鍼灸の真髄”とは、初心者は初心者なり、 上級者は上級者として、治療効果を得る事ができる魔法の針を創り出した古代からの知恵が詰め込まれているブラックボックス といえます。



筆者一言 鍼灸の真髄とはなにかについのシンポジウムでしたが、それぞれの立場で考えかたに多少の相違があるようですし、真髄はこれ だという決まった結論はないと思います。西洋医学は自然科学思想に基づき、東洋医学は自然哲学思想に基づくと言われますの で、このようなことになったものと思いますが、鍼灸、漢方等の東洋医学もある程度科学的な裏付けを必要な時に来ていると思 います。




一口メモ

ウィルコムという会社を知ってますか?CMでよく見ませんか?PHSの会社です。なんとウィルコムのPHSを持っている人同士 なら通話無料というんです!月2900円払えばかけ放題ですよ?それでやっていけるの?と心配になりますね^O^;
そしてプラス2100円払うとネットも見放題・メールし放題。それってドコモさんとかAUさんの立場が・・・(笑) PHSは携帯電話より電磁波が弱いので(だから病院内で利用される医療現場用PHSもある)子供にもお年寄りにも優しい!
でも・・・見た目が可愛くないので、携帯電話派がまだまだ多いんでしょうかね?




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