今月の話題〜9月〜



今月は始めに先月(8月)の話題の具体的な内容に、触れて見たいと思います。
新しい話題を今月の中旬までに載せたいと思います。


1.痛みの多面的アプローチについて、沢山の演題がありました。稲盛は、現在のペインクリニックでは、 神経ブロックのみで全ての痛みに対処できないので、鎮痛を目的とした薬剤以外に、東洋医学を中心とし た代替医療が注目され、使用されて来ている。代表的なものに、針灸療法、SSP療法、光線療法、音楽療法 、漢方療法、それえに心身療法の面からのなどがあると、まとめています。

2.今までは、比較的、軽視されて来た加齢に伴う痛みへの対応として、今回の学会ではワークショップが 組まれました。本田は、高齢者の痛みは単に併存疾患が多いのみでなく、心理、社会、環境的要因が錯綜し ているために、治療に難渋することが多い。この問題に対処するには、医師のみでなくパラメディカルスタ ッフ、家族、介護者など患者を取り巻く全ての人員が一定の方針で対応することが必要であるとまとめている。

3.CRPS(局所疼痛症候群)については、交感神経ブロック、知覚神経ブロック、薬理学的アプローチなど について、有効であった方法の検討など、これからの方向についての検討が多かった。PHN(帯状疱疹後 神経痛)についても、まだ決め手はないようでした。

4.緩和医療について、昭和大学緩和医療センターの樋口が、患者さんにとって何が必要で、なにが大切か を考える必要がある。患者さんが一番望ましい場所を選択し、在宅サービス、緩和ケア病棟、一般病棟を緊 密に繋ぐとともに、近隣の開業医、訪問看護ステーション、家族を含めてより良い環境、場を持つことが大 切であると、緩和医療施設のみでなく、関連する全てが大切で、必要であることのべていた。


次は9月中旬に載せます。



一口メモ

浅間山の噴火の灰が郡山でも降ったそうですね!すごい噴火だったんだと実感しました。 その噴火で灰のついたキャベツのセール、原価並みの1個50円で販売して、なんと1000個が 約3時間で売り切れたそうです。ただ駄目にするより全然いいですよね^−^
ロシア南部北オセチア共和国ベスランの学校人質事件で、死者が322人、約半数の155人が子供だった。 アメリカの次はロシアがテロの標的になったとニュースで言ってましたね。子供が犠牲になるなんて(泣)
もう無差別テロが起きない事をただただ願います(>_<)




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