今月の話題〜4月〜



今月は2月に行われた日本慢性疼痛学会の一般演題から話題を選んでみました


1.トリガーポイント針治療と従来の針治療の比較(伊藤、明治針灸大学); 高齢者の慢性腰痛の 患者さんにおいて、比較したものです。結果は、経穴と経絡を中心とした従来の針治療よりも、ト リガーポイント針治療の方がよい効果をえたとのことです。
*針灸の専門大学からの発表なのが興味あります。

2.慢性腰痛に対する治療戦略(前島、片山ほか、日本大学 脳神経外科);各、施設でこの考え方は、 異なると思われるが、この施設では、まず、治療はNSAIDS(いわゆる鎮痛剤)を主体とした保存的治療 を1〜3ヶ月間行い、症状が進行性に憎悪するか、さもなくば改善しない症例では外科的治療を検討する。 症状が3ヵ月以上に渡って遷延する場合はmicrosurgical disecutomy や後方除圧を検討するという。
*3ヵ月位が種々の治療法でも様子をみる区切りかと思われます。

3.腰痛疾患に起因する難治性疼痛に対するオピオイドの使用経験(木田、宮崎他、順天堂大学、ペイン クリニック教室);腰痛疾患に起因した難治性疼痛に対するオピオイドの投与は決して高い有効性を示す ものではない。しかし、症例によっては、効果が認められるので、十分なインフォームドコンセントの基 に試みるべき方法の一つではある。
*オピオイド、いわゆる麻薬類も、一般的な痛みにも難治な場合は使用してみるべきかもしれません。

4.慢性疼痛治療におけるsalutogenesis(健康創成論)(永田、浜松医科大学、心療内科);salutogenesisでは 疾病や障害があっても残存した健康な部分が機能し、生体の秩序が整ってさえいれば、それは相対的健康とみる ことができ、病因の追求よりも生体全体の包括的機能回復が健康回帰への方法となる。
*Pathogenesisと違った考え方を持って患者さんに対する必要があるのかも知れません。

5.慢性疼痛に対する低周波鍼通電療法の効果(菅原、東京大学、痛みセンター);椎間板や椎間関節の退行性変 化を基盤とした椎間関節疼痛に対し、鍼治療の一つである低周波置鍼療法について、その有効性がたかい。東大 をはじめ全国の大学の医学部で、針灸、漢方を主とした東洋医学が取り入れられてきている。
*私が、約40年前に大学で鍼や漢方を使用し始めた時の大学内の反応を考えると隔世の感を覚えます。





一口メモ

血液型で体の弱い場所があるらしいですね。O型は胃腸、A型は心臓、B型は血管って言ってました。 ABは、心臓と血管。ガンなどになる確率が高いみたいです。本当でしょうか(−_−)
ちなみに世界で活躍しているスポーツ選手のほとんどがO型って言ってましたよ!
血液型で性格が分かるっていうのを よく聞きますが、最近納得してしまいます。
結構あたるもんですよね^−^;

院長が今月お誕生日ですね。おめでとうございます(^▽^)




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