今月の話題〜11月〜



 痛みは不思議な面を多く持っています。思わぬ時に、瞬間的に受ける足の捻挫などは、 受けた瞬間は、勿論、痛みがありますが、その後に捻挫の矯正手技を受ける時の方が、 痛みを強く感じますし、包丁で手を切った時も、その後で受ける縫合処置のためにおこ なう局所麻酔の注射の方が痛かったなど、日常よく経験することです。このようなこと に関した話題を、少し、紹介して見ます。


1.Vase L.等による"Pain"に報告された論文から;痛みに対して敏感である と考えられる過敏性腸症候群の30歳台の白人女性において、腸を伸展させたり、皮膚に 熱刺激を与えることにより痛みを惹起させて、その痛みの感じに対して、前もって言葉 による暗示を与えた時の暗示の影響を見た報告です。前もって暗示を与えることにより、 過敏性腸症候群の女性において、痛みを軽減することが出来たということです。痛みの 成立には、心理学的な影響が大きいことをしめしています。(Pain、2003:1:17-25)

2.兵頭正義先生の"痛みの話し"より;痛みはいつも同じかというと、そうではなく、 軽く感じたり、時にはひどく痛かったり、すっかり忘れたりします。痛み以外のもの に注意を集中することにより、痛みを紛らわせることができるのです。音楽に耳を傾け るのも大変効果があるのです。アメリカで行われた実験では"ベートーベンの月光の曲"、 "ドビュッシーの月の光"、"ワグナーの夕べの星""森のささやき"が効果のある曲として あげられております。日本で痛みをいやしてくれるのは演歌や民謡で、中でも、ベストワ ンは"石川さゆりの津軽海峡冬景色"だということです。電気治療でも、音楽的な快いリズ ムを持たせると効果を上げることができるそうです。

3.兵頭正義先生の著書よりもう一つ;注射が苦手の方は、多いと思いますが、注射の痛み を軽くする方法があります。注射を受ける時に、体の一部、大腿部などをツネルとか、鉢 巻をする、歯をくいしばる、熱い湯に手をいれるなどが注射の痛みを少なくする効果があ るという。ヒポクラテスは"痛みが二つある時は、強い方の痛みしか感じない"といってい ます。頭痛、腰痛、膝痛、など幾つかの痛みがある場合、私達は最も強い痛みだけを感じ、 あとの痛みは実際よりも弱く感じます。歯の治療などで、大腿部などをツネルのも、痛み を軽減させるよい方法の一つとなのです。





一口メモ

ニュースで見ました。クローン携帯電話!知ってますか?もうビックリです。
携帯を使ってないのに料金請求が月何万ってくるんだそうです。詳細みると夜中も使い続けてる ことになってるんです。でも、NTTなどは「同じ番号の電話なんて ありえない、不可能」と言ってる そうです。一体どうなってるんでしょうか・・・
怖いですね(ー_ー;
おかしいなと思ったら 確認した方がいいんですが、まだ例が少なく、取り合ってもらえない事が多い のも事実みたいですけど。